今回のテーマは“流動負債”です。
今回から右側の調達エリアに入ります。
右上の流動負債をみていきます。
■マッピング感覚で流動負債をみていく
前回同様、状態の貸借対照表の
どこで表現されているかというマッピング感覚(場所感覚)でみていくと、
今回の流動負債は、右上に位置しますので、
調達エリアの支払期限の早いもの(一年以内)と表現することができます。
■流動負債の中身をみてみる
ここでは実際の決算書で表現されている流動負債11項目をみていきます。
(実際の計上科目はもっと細かく分かれています)
■引当金とは
負債エリアで今回聞きなれない引当金という言葉がでてきました。
引当金とはどういったものでしょうか?
まず言葉の意味からみていきます。
“当期以前の事象が原因で、将来特定の費用や損失が発生する確率が高く、
しかもその発生額を現在、合理的に見積もることができる時、
そのような将来の特定の支出に対して準備される費用のこと。”
わかりやすい例でいうと賞与引当金が挙げられますが、
夏に支給される賞与を3月31日時点で見積もり、
負債エリアで引当金として認識するということです。
Point 流動負債は調達エリアの支払期限の早いもの
いやー、決算書って面白いですね。エンジョイ決算書!
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