今回のテーマは“5つの利益表現”です。
今回から“儲け”(損益計算書)の解説に入っていきます。
経理界隈では損益計算書という表現はほとんど使わず、PLという表現をします。
よく経理っぽい専門的表現で、「これはPLにインパクトがあるな~」(※1)なんて表現がされます。
(※1)その経理処理を行うことにより、損益計算書の数字が大きく動くこと
■5つの利益表現
利益の表現方法は5つあり、詳細は次回以降解説していきますが、
今回は言葉の意味だけを示すと以下の通りとなります。
5つの利益の中でも②営業利益・③経常利益・⑤当期純利益が重要視されています。
決算短信のトップページでは以下のように営業利益・経常利益・当期純利益が表示され、
この3つの利益額の重要性がうかがえます。
Yahoo!ファイナンスでも営業利益・経常利益・当期利益の3つがピックアップされています。
■三ツ星利益の位置
実際の決算書の“儲け”損益計算書を見ていくと、利益を法律や会計基準通りに表現しないといけない為、
46行(ミサワホームの場合)というすごい行数になってきますが、
重要なのは三ツ星利益の3行(約6%)だと思ってみていくと、精神的にかなり楽になります。
Point 利益の表現方法には5つあり、3つが重要
いやー、決算書って面白いですね。エンジョイ決算書!
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