【V字】スバル

決算書サーフィン

来年の4月から「SUBARU」に社名変更する富士重工業ですが、
今まさに変ろうとしている富士重工の過去のV字回復をみていきます。

■スバルのビフォーアフター

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2009年と2011年の3年間のビフォーアフターでみると、
営業利益率が赤字の状態から営業利益率5%へと、見事にV字回復しています。

■スバルのV字セサク

海外では、リーマンショック後、北米でレガシィが大ヒットし、単純に売上が伸びました。

一方、赤字が続く国内では、販売統括会社体制への移行を行いました。
たとえば、九州各県でバラバラに存在する販売会社を、九州の統括会社の下に統合し、
地域内で在庫の重複を減らすことなどにより、固定費の圧縮を図りました。

08年4月には、直営販社29社を六つの統括会社の下に再編する方針を打ち出し、
08年10月に九州と近畿に統括会社を設立、同年春にはその他地域も順次、統括会社体制に移行し、
加えて550あった販売店舗数も1割削減しました。

こうした国内販売の改革によって、固定費は1割、額にして約94億円圧縮し、
赤字に慣れかけていた国内は黒字化しました。

■スバルのイマ・ミライ

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2020までのキャッチコピーを「際立とう」としてしています。

個性を出していこう!という意味でしょうか。

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今年初めてのファンミーティングを開催したようです。
コアな「スバリスト」が集まったんだと予想されます。

 Point  スバルは国内販売の改革でV字回復した

いやー、決算書って面白いですね。エンジョイ決算書!

https://www.fhi.co.jp/ir/report/pdf/fr/2009/2009_4qf.pdf
https://www.fhi.co.jp/ir/report/pdf/fr/2011/2011_4qf_all.pdf
https://www.fhi.co.jp/ir/report/pdf/fr/2016/2016_4qf_presentation.pdf

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コメント

  1. k-surfer より:

    コメ