【商型】エプソン

決算書サーフィン

ペーパーレス化が進み、年賀状のやりとりも昨今減ってきた世の中ですが、
今回は年賀状作成では必須のプリンターのビジネスモデルをさぐっていきます。

■エプソン(プリンター)のビジネスモデル

ep01

 

以前、ヨドバシカメラにプリンターを購入しにいった時、
プリンター本体の価格が1万円を切っていて安いイメージを持っていましたが、
インクの交換を購入した時は3~4,000円し、高い印象がありました。

プリンター業界は本体を安く売り、その後のランニングコストで稼いでいるようです。
顧客はせっかく購入したプリンターなので、継続的に印刷し、
使えば使うほどプリンターメーカーが潤うという仕組みです。

■エプソンの7つの分析
<材料>

ep02

 

<7つの分析指標>

ep03

 

売上高も営業利益も伸び、エプソンは堅調のようです。

■エプソンのボリューム感

ep04

 

流動比率も高く、純資産の面積も広く安全性が高いといえます。

■エプソンの3Q(10月~12月)の売上

ep05

 

(出所:2015年3月期 決算説明 P20)

3ヶ月ごとの売上高を見てみると、3Q(10月~12月)の3ヶ月の売上が一番多くなっています。
やはり年賀状の時期にプリンターを買う人が年間通して多いようです。

Point  エプソンはインクで儲けている

いやー、決算書って面白いですね。エンジョイ決算書!

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