最近は様々なビジネスモデルが生まれていますが、
特にお金がどこで発生しているか?(どこで儲けているか?)をポイントにご覧下さい。
トップバッターは“アップル”です。
■アップル(音楽事業)のビジネスモデル
アップルの音楽事業についてみていきます。
まずはアップル以外のメーカーの音楽プレーヤ
ーのビジネスモデルですが、
これはシンプルに「モノ(再生プレーヤー)を企業から顧客に販売する」というモデルになります。
これに対してアップルは、iPodを販売するところまでは他のメーカーと同じですが、
そのあとにiTunesという音楽管理ソフトをダウンロードさせ、
自社のプラットフォームにある音楽コンテンツや映像コンテンツを販売し、
継続的に利益を生む仕組みを作っています。
顧客は従来の「CDという円盤を買う行為」から「聞きたい曲をダウンロードする」という
アップルがつくった生態系の中で音楽を楽しんでいる格好となっります。
この生態系は一度体験するとこの上なく便利な為、世界中の音楽ファンを魅了し、
瞬く間に世界中に拡がりました。
■アップルの7つの分析
<材料>
7つの分析指標>
アップルは先に挙げたビジネスモデルをベースに、
非常に高い利益体質を持っています。
アップルの売上高は25.7兆円、しかも営業利益も7.8兆円で
営業利益率30%超えという怪物的な企業です。
(1$=110円)
■アップルのボリューム感
売上高25.7兆円の規模感もさることながら、
純資産の面積の広さから、安全性も読み取ることができます。
アップルは生態系を作って儲けている
いやー、決算書って面白いですね。エンジョイ決算書!
コメント